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長期透析により起こる症状

骨や関節の障害
カルシウムやリンの管理が悪いと骨がもろくなったり、あちこちの骨や関節の痛みがひどくなることがあります。腎不全が原因のものを腎性骨症といいます。血液中のリンが増えないように食事等に注意し、ビタミンD製剤を使用します。

循環器の病気(心不全、高血圧、不整脈、狭心症・心筋梗塞)
水分や塩分が溜まりすぎたり、貧血、高血圧、そしてカルシウム・リンの代謝異常などを原因として引き起こされます。水分や塩分の取りすぎに注意し、カルシウムとリンのバランスをとり、病気の種類により降圧剤等を使用します。

かゆみ
汗をかくことが少なく、皮膚の脂肪の欠乏などによって、皮膚が乾燥しており、これに尿毒症物質の蓄積やアレルギー反応などが加わり、かゆみがあらわれます。透析直後や体が暖まってくるとかゆみが強くなります。抗ヒスタミン剤、抗アレルギー剤、副腎皮質ステロイド剤により症状を抑えます。

貧血
血液をつくるのを刺激するホルモン(エリスロポエチン)が腎臓で合成されなくなったり、血液がつくられるのを抑える尿毒素が体の中に溜まることによって起きます。エリスロポエチン製剤や鉄製剤を使用します。

感染症(肺炎、腹膜炎、尿路感染症など)
透析患者さんは、抵抗力が低下しているため、肺炎などの感染症にかかりやすく、重症化したり治りにくくなっています。これは高齢者や糖尿病を合併している透析患者さんではさらに顕著です。抗生物質を使用します。



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